LinPAの日記

主にプログラミング関連についてのブログ記事を上げたいと考えています。特に競技プログラミング関連の話題について触れていくつもりです。

ITパスポートを受けてきました。

7/26(日)にITパスポートを受けてきました。 JavaSilverに続いてこちらも合格できて嬉しいです。

ただ、ITパスポートでは、まだまだ資格としては弱いのでこれから基本情報、応用情報と着実に勉強を進めていこうと思います。

さて、今回はITパスポートの勉強方法や、試験会場での話などをしていこうと思います。

1, ITパスポートの勉強法

自分がとった勉強法はYoutubeで無料公開されているITパスポートの動画を見ながらノートをとる手法です。

もちろん教科書を読んで理解を深めていく手法も取れると思いますが

教材は自主的に読み進めないといけないので心理的負担が強く途中でやる気がなくなってしまうことが多かったため、動画を見ながら進めていきました。

ちなみに、私が見ていた動画はこちらのITパスポート講座_講義動画です。

www.youtube.com

1つ1つの動画は短く、隙間時間にも勉強することもできますし、短いからと言って分かりにくいということもありませんでした。(声は電子音声なので口に合わないという人もいるかもしれません)

この講座は約100個の講義動画からなっており、私はこれを2週間で全部見終えてそのまま試験を受けました。

なので実質この動画さえ全部見ておけば受かる人は受かるのではないかと思います。

ITパスポートは選択式ということもあり

用語の意味を大まかに理解していれば解ける問題も多く、 ざっくりと動画を見ていました。

実際、試験を受けてみると用語の説明として正しい文章はどれかといった問題が多くあり

これなら解けると思いましたが、文章がどれも似通っていて自信のないまま解答する問題が多かったです。

このあたりは実際に過去問を解いて勉強するほうが良かったと後悔しました。 f:id:LinPA:20200727002000p:plain

どれも基準は満たしていますが、動画を見ただけでは絶対受かった!という自信や

高得点をとることは難しいと今回の結果を見て感じたので

もっと高得点を目指している人は動画を見てから

後でその範囲を教科書で勉強するというスタイルがもっとも頭に残りやすいと思います。

2 , 試験会場での話

ITパスポートは基本情報や応用情報とは違いいつでも受けようと思えば受けられるので

いつ勉強してもいいという安心感が強いと思います。

逆に言うと、いつでも受けられるからこそ、試験日を先延ばしにしてしまうということもあると思います。(私も2回試験を先延ばしにしてしまいました。)

それはさておき、試験はテストセンターで受けることができます。

ITパスポートは、SPIなどを受けに来た人とは違い、受けに来た人たちと同じ時間に試験を受けることになります。

そのため、試験が始まる前の時間はITパスポートを受けに来た人たちがぞろぞろと椅子に座って勉強をしていて緊張感が高まりました。

試験が始まってからはただただ問題を読んで、計算問題が来たらささっと計算することを繰り返していたら

30分残しで部屋を退出することが出来ました。

問題は面倒だったので見返しませんでした。(その結果がこの点数ではありますが...)

とりあえず合格できてよかったです。このまま4月には基本情報を取得できるように頑張りながら競プロも進めていきたいと思います。

CTFを始めたい

0. はじめに

みなさんはセキュリティ関連のコンテストにCTF(Catch The Flag)と呼ばれるコンテストがあるのをご存じでしょうか。私は心理学部なのでなかなか耳にする機会がありませんでしたが、競技プログラミングをしているうちにセキュリティにもコンテストがあることを知りました。

競技プログラミングとは違い、CTFは初心者からはなかなか始めづらい印象がありますがどうなんでしょう。 CpawCTFはCTFを勉強するための常設コンテストではあるのですが、ここには全く解説も乗っておらず、どこから勉強を始めたらいいのかさまよってしまいます。

そこで、別のキャンパスのサークルに入り話を聞きに行くことにしました。以下の内容は、そこで学習した内容のログになります。

何もわかっていない自分がどれだけ成長することができるのか、またCTFを始めたいと思った方に一つでも参考になる点が出来たら幸いです。では、始めましょう。

目次

1. Linuxコマンド

1 ls

    ディレクトリファイル/フォルダ一覧を出力する

2 ls -a

    隠しファイルも一緒に表示することが出来る
    ※「secret.txt」を隠しファイルにしたかったら「.secret.txt」と前に"ドット" をつける

3 ./

    今のディレクトリを表す

4 ../

    一つ上のディレクトリを表す

5 pwd

    ./と同じく今のディレクトリ(カレントディレクトリ)を表す

6 cd

    ディレクトリ移動に用いるコマンド

7 cp

    ファイルのコピーをする
    「cp コピーしたいファイル コピー先のファイル」

    ex) cp sample.txt newSample.txt
                    このように書くと、sample.txtの内容をnewSample.txtというテキストファイルにコピーされる

    ※こんな書き方も出来る
    ex) cp sample.txt ../newSample.txt
            これはsampleファイルの入っているディレクトリの一個下のディレクトリにnewSampleファイルを作っている。

8 cp -r

    さっきのcpはファイルしかコピー出来ないが、-rオプションをつけることによって ディレクトリのコピーが出来る。

9 mv

    ディレクトリ/ファイルの移動が出来る。
    ex) mv sample.txt ../     //sampleファイルを一個下のディレクトリに移動

    ファイル名の変更も出来る
    ex)mv sample.txt sample1.txt //sampleファイルの名前をsample1に変更

10 rm

    ファイルを削除出来る
    ※大事なファイルでも削除すると復活しない
    ex)rm sample.txt

11 rm -rf

    ディレクトリの削除が出来る
    特に大事なファイル(sbinやbinなど)は削除するとパソコンが起動しなくなったりするので注意
    (aliasで-iをつける or  ゴミ箱に飛ぶようにすることで対策可)

12 cat

    ファイルの中身を表示出来る

13 touch

    ファイルを作成出来る
    .txtでも、.cppでも何でも作れる

14 open(macのみ)

    様々な形式のファイルを適したソフトで開くコマンド
    Ubuntuでも頑張れば設定出来るかも

15 clear

    画面を一掃する(ショートカットはCtrl+L)

16 echo

    入力した文字をそのまま出力する

17 >

    A > B みたいに使う
    左側の処理の結果を右側のファイルに渡す

    ex) "abcdefg" > Sample.txt //左の文字列をSample.txtに代入している

    ※ただし、既にtxtに文字データが入っている場合、
            "zsh: file exists: Sample.txt" と出てきてしまう

18 chmod

    実行・編集・閲覧権限を付与する
    サイトからダウンロードしたものの、中には見れない物があったりする。(読み取り専用のファイルなど)。それを開けるようにする

    ex) chmod 777 sample.txt

            ls -l sample.txt
    >rwxrwxrwx ~~~~~~~~~~~~~~~
            ここでのrwxは上の最初の数字の7に対応している
            (read,write,x?)

19 strings

    バイナリファイルの中の読める文字だけ表示する

20 grep

    ファイルやコマンドの出力から特定の文字列を抽出するときに使うコマンド。
    パイプ(バーティカルライン)と一緒によく使う。

    ex) strings sample.s | grep "picoCTF"
            >picoCTF{~~~~~~~~~~}

    ※ > は結果を右のファイルに渡すだけで、右のコマンドで使用はできない

2. 暗号(古典暗号)

古典暗号

・暗号は大きく分けて古典暗号と現代暗号の2つがある(明確な区別はない)

・鍵が少ない・アルゴリズムが単純(手動で解読出来たりする)

シーザー暗号(Caesar code)

・平文(相手に贈りたい文字)の各文字を辞書順に左に3文字シフトして暗号文を作る暗号

..復号はどんなコードが必要か ・平文から暗号文にするために左に3つシフトしているので 復号するには右に3つシフトする。

・コーナーケース x,y,zはそれぞれa,b,cになる(上手くシフトしないとASCIIコードでは別の文字になってしまう)

cixdfpklmoldobpp →右に3ビットずらしてみよう

flagisnoprogress

ROTn

平文の各文字を辞書順にn文字分シフトして暗号文を作る暗号

・ROTate by N placesの略

・アルファベット26文字分のシフトを全列挙するだけで解ける

単一換字式暗号

・平文の文字と暗号文の文字が常に1対1で変換される暗号。

解読には頻度分析が使われる。

..解読するには 文字の出現頻度を書く文字ごとに出していく。

暗号文が長い方が有利になっていく。

...頻度分析されにくくするための対策 ・冗字を利用する

・綴りをあえて間違える(the とか 分かりそうな単語をあえてthaとか間違えて書くと解析されづらくなる)

・頻出語句をわざと取り除く

・頻出語句を記号に置き換える

スキュタレー暗号

・特定の大きさの筒の周囲に紙を巻き付けて筒の伸びる方向に文字を書く

・手動で簡単に解読出来る

エニグマ暗号

結構難しいらしい。今はまだやらない。

3.John the ripper

Crypto 6.11

John the ripper

ハッシュ化されえたパスワード(Linuxのshadowファイルに格納されているものなど)をクラッキングするツール

3つのモードでパスワードの解読を試みる(single, wordlist, incremental)

2つのファイル

password

ファイルパス→/etc/passwd

(ユーザ名):x(pass):(ユーザID):(コメント):(ホームディレクトリ):(シェル)

一般ユーザが読み込み可能

shadow

ファイルパス→/etc/shadow

(ユーザ名):(暗号化パス):(パス変更日):(変更可能日数)~以下略

暗号化されたパスワードがある。

rootユーザが読み書き可能

ハッシュについて

ハッシュ関数はいろいろある(ハッシュ値から平文には戻せない)

md5 $1$

sha-1

sha-2(亜種がいっぱいある)

sha-3

sha-4

3つのモード

single

ユーザ名をもとにパスワードを推測(弱いパスに効果抜群)

これがデフォルト

wordlist

リストを指定して辞書攻撃

手がかりがなかったらLinuxディレクトリにあるリストを使うのがいいかも

Incremental

みんな大好きブルートフォース

11111...やaaaaa...などから探っている。

Hydraについて

サーバーの外から攻撃

認証に対してパスワードの解読を試みる

Johnのwordlistみたいに辞書が使える

攻撃対象のIPアドレスを用意

TOEIC 700点を突破するためのマインド

TOEIC対策目次

1-1 (Part1)

「動作を表す選択肢が来た場合」

写真からはっきりとその動作を行っている瞬間でない限り不正解となる

動作を表す動詞と状態を表す動詞の区別が必要

wearing と puttingの違いなど

ex) He's putting on an apron 「be putting on は身に着ける動作

He' s wearing a T-shirt 「wearingは着ている状態

1-2

「have + 過去分詞」の現在完了形の選択肢が来た場合

(※have been +過去分詞の受身が来る場合もある)

明らかにそれが行われた後だと分かる写真の場合に、現在完了形の選択肢が正解となる

1-3

「物が主語に来た場合」

その動作を行っている人物が写真に写っていなければいけない

ex) Some boxes are being lifted up.

「be being 過去分詞」

物が主語になる受身の進行形のこと。

ex) A new convenience store is built near my house. ← これはただの受身

A new convenience store is being built near my house. ←これで現在進行形の受身になる

1-4 (Part2)

「WhereとWhenが最初に来た場合」

文頭の疑問詞を聞き逃したら最後、正解が逃げていくので、最初だけでも集中して聞くこと。

「返答にfor an hour, in an hourと、前置詞in, forが来た場合」

for an hour ← how long に対する応答。つまり、期間を表している

in an hour ← 「(今から)~後に」という意味であり、何時間後にその予定が来ることが分かる

1-5

「関節疑問文が来た場合」

話者が尋ねたい内容がWhyやWhoの後に来る。

ex) Do you know why he didn't come?

応答のパターンは3つある。

(1)whoやwhyなどの疑問詞に直接答える

(2)Yes/Noで答える

(3)直接答えない。つまり、Why don't you ask her?「彼女に聞いてみては?」のように自分は知らないので他の人に聞いてみてはと催促するような答えのパターンもあり得る。

1-6

「選択疑問文が来た場合」

A or B?と問題文で聞いてくることがある。A or B が bike of bicycle のように 句である(句とは、数語からなる意味の塊であり、S + V を含まないものを指す)ときもあれば、 do you rent the book or should I buy the book?のように節になる場合もある。

応答パターンは5つある

(1)どちらか選ぶ

(2)両方選ぶ

(3)どちらも選ばない

(4)選択を他の人にゆだねる

(5)他の案を出す

なお、選択疑問文では、関節疑問文とは違いYes/Noで答えることはない

1-7

「How + a ~? と Which + a ~ ?」

HowやWhichは以前のように文頭の疑問詞だけ聞いていても正答には至らない

ex) how many times did you go to travel ?

Which of these colors do you like?

なお、How many times は頻度(two or three timesなどの回数)、How long は期間(答えにfor ~ monthsなどが来やすい)を表していることに意識を向けること

1-8

「付加疑問文が来た場合」

普通の文の後に ~,aren't you ? や wont' you ? など付くのが、付加疑問文。

ex) It is going to take long time, isn't it?

応答パターンは3つある

(1)Yes/Noで答える

(2)Yes/Noを使わずに答える

(3)直接は答えず他人にゆだねる(知らないと答えることもある)

ex) He will come to the party, won't he ?

→ここでwon't he ? に惑わされないこと。He will come to the party?に対して答えるようにしよう。

1-9

「陳述文が来た場合」

陳述文とは、疑問文ではない文のこと( I want you to meet her in the evening.)

応答パターンは多種多様であるため、陳述文の内容をしっかり理解することが大事になる。

疑問詞のように文頭だけ聞いていてもダメ。 また、これはTOEIC対策限定の話になりますが、キーワードや、それに似た発音の語句を選択肢に用意されている場合は避けた方が良い

似た発音のものを選べば正解するだろうとあさましい考え方をしている人を振り落とすための選択肢の可能性が高いです。

1-10

「長い質問文が来た場合」

依頼や命令、提案をする場合にはCould you ~?, Would you mind ~? が来る。

応答パターンは2つある

(1)Sure/ Right away などの決まり文句を使い受け入れる

(2)理由を言って断る

このあたりの質問はYes/Noで来る選択肢ではなく、決まり文句で返ってくる可能性が高いので、他にも決まり文句を知っておくと得点につながるだろう。

「Would you mind ~ ?」

また、Would you mind ~の返答でYes/Noのどちらで答えたらいいのかいつも迷う人もいるかと思います。

ex) Would you mind if I open the window?(窓を開けてもいい?)

こう聞かれて、いいよって答えたいときに'Yes'って答えたくなりますよね。しかし、実際はいいよと答える場合は'No'です。

なので考え方を変えて Would you mind if I open the window?「窓を開けることを気にしますか?」と頭の中で訳しましょう(would you mind の部分があなたは気にしますか?という意味であるため)

すると自然に ’いいや、気にしないよ’(No) の答えが導き出せると思います。

ただ、Would you mind Vingは「~するのが嫌ですか?=~していただけませんか?」 と相手に依頼する形になり、了承の場合Sure.Not at allが用いられる。

ex) Would you opening the window? 「窓を開けていただけませんか?」の問題文に対して Never mind.と選択肢がある場合があるがこれはひっかけ。

Never mind は相手に気にしないように言う言葉であり、了承を伝えるワードではない。

1-11

「Is ,Are, Do , Have you ~ ?などで文が始まる場合」

これらはYes/Noで基本は答えるが、使わずに答える場合もあるので注意が必要。

「否定疑問文」

Isn't you ~ ? や、Haven't you ~ ? など最初に否定を伴う疑問文のことを否定疑問文と呼んでいるがこれらの答え方はどう考えたらよいだろうか。

→否定疑問文も普通のYes/No疑問文と考え方は一緒。 Haven't you played tennis here before ? 「以前にここでテニスをしたことはないのですか?」

この訳を「以前ここでテニスをしたことはありますか?」と変えて考えても何ら問題はない。

否定疑問文の場合、最初の否定語は無視するのがポイントになる。

1-12 (Part3)

「森問題・木問題の場合」

森問題:「会話が行われている場所」「話者の職業」「会話の話題」など、会話全体からキーワードを拾う問題

→ 聞き逃した部分があっても全体から推測が出来るためまだ解答しやすい。

木問題:「会話中に時刻場所理由などの具体的な情報を聞き取って解答する問題

→ 具体的な数値キーワードを聞き逃した瞬間に答えられなくなる。

最初に設問を見て、森問題か木問題かを判断するのがポイント。

ex) What kind of property does he mention? (※property 「土地」や「特性」の意味がある)

→「木問題」

どのような不動産について言及しているか。という具体例を伴っているから

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ex) Where are the speakers?

→「森問題」

話者の話している場所を聞いている

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ex) how long should the project be completed?

→「木問題」

具体的な数値を聞いてきている

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ex) What area does the man work in ?

→「森問題」

話者の職業を問う問題は森問題である。

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1-13

「次の行動を聞かれた場合 What does the man ask her to do ? 等」

この設問はだいたい3問目に来るような問題であるため、会話の後半にヒントが来る場合が多い。

※設問の主語になっている人物がヒントを言うとは限らないので両者の発言に注意しながら聞こう。

1-14

「会話の後半にヒントが来る場合」

1-12で木問題について解説したが、この木問題の答えのヒントが後半に来る場合、話の流れに追いつくことが出来ずに正解にたどり着けないということが多々あるだろう。

それを防ぐために初めに設問を読んでおき、主語と動詞に着目しておく。

1-15

「グラフ問題が来た場合」

問題を聞いてから設問を見るのでは遅い。

まず、設問を見て何を問われているのかを確認することが大事。

グラフよりも先に設問を見た方がグラフが頭に入りやすい。(これはあくまでも個人的意見。)

ただ、選択肢の内容がそのまま会話文の中に出てくるわけではないので、グラフを見ながら解釈も必要になる。

設問で予定を問われていると分かれば、話で重要だと思う箇所を絞ることが出来るし、日にちを聞いてきているのが分かれば、その話に集中して聞くことが出来るだろう。

1-16

「意図問題の聞き取りの場合」

設問の中に"~"で囲まれた部分がある。これは会話の引用であり、なぜこの返答をしたのか理由を問う問題である。

単純なフレーズの意味を聞いているのではなく、文脈から意味を判断しなければならない。

そのため、会話を聞かないでも選べる選択肢はひっかけの場合が多い

1-17 (Part4)

「森問題・木問題の場合」

設問が3つ並べられており、会話のヒントは設問の順番通りに読まれていく

トークが流れる前にざっと3つの設問に目を通しておきたい。

着目すべき点は、その設問が「森問題」か「木問題」かをその場で判断すること。 森問題であれば、最悪全体の雰囲気から解くことが出来るので、木問題に集中しながら会話を聞く練習をしておこう。

ex) Who is the listener? →森問題。各所にキーワードが転がっている状態。

ex) what is hi's profession? →木問題。一点にキーワードがあるため聞き逃さないよう注意。

ex) what is the purpose of this talk? →森問題。目的は冒頭に述べられることが多い。

1-18

「数字・固有名詞が来た場合」

選択肢に複数の数字や固有名詞が並んでいる場合、会話の中でも数字や固有名詞を連発して言っていることが多い

安易に今この数字を言ったからこれが答えだ!と決め打ちすると、大抵の確率で間違えるだろう

何を問われているのかを最初に認識し、焦点を絞ることがポイントになる。

1-19

トークの後半にヒントがある場合」

Part4の問題は、話の流れがある程度決まっている問題が多い。質より量でたくさん問題を解いて傾向を掴むのが良い。ただ時間がない人は、トークの流れのパターンを大まかに理解した上で問題を解こう。

1-20

「グラフ問題が来た場合」

グラフ問題で重要になるのは選択肢に何が並んでいるかである。

例えば「駐車場の名前」と「駐車料金」が書かれたグラフがあり、選択肢には「駐車場の名前」が並んでいたとする。

この場合、選択肢を絞るには駐車料金の方をトークの中で注意深く聞く必要があることが分かる。つまり、選択肢に並んでいるのとは別の情報の列を見ながら話しを聞くと正解率が高まる

このように選択肢を見て、絞るためにはグラフのどこを見ればよいかをトークが流れる前に確認できると良い。

1-21(Part5)

「品詞問題が来た場合」

選択肢にある語の異なる品詞が3つ以上並んでいる場合がある。

※特殊な例

ex) hard 「一生懸命に」

hardly 「ほとんど~ない」

ex) close 「近くに」

closely 「綿密に」

一般的には語順から、空所に入るべき品詞を限定することができる。

押さえておきたいポイントは以下の3つ

1)冠詞/所有格の代名詞 +(副詞) + 形容詞 +名詞

ex) her beautiful technique

ex) a normal distance

2)前置詞+ 名詞/動名詞

ex) under construction

ex) after reading

3)助動詞+ 副詞 + 動詞

ex) have been finally finished

ex) be favorably received

1-22

「品詞の態が問われる問題の場合」

選択肢に 「be + 過去分詞」「現在分詞」「to + 動詞の原形」が並んでいる場合、動詞の態を問う問題です。

空所に本動詞(分の中心となる動詞のこと)が入るか、修飾語としての分詞が入るか文構造を捉える練習をしておこう。

分詞が必要であると判断した場合、現在分詞か過去分詞のどちらかを考えなければならない。動作主との関係を考え、能動なら現在分詞受動なら過去分詞を選ぼう。

1-23

「空所に代名詞が来た場合」

選択肢に同じ代名詞の異なる格(their, themなど)が並んでいる場合は空所の前後を見ると良い。

最初から異なる代名詞(our,theirなど)が来た場合は文脈から捉える必要がある。

また選択肢にhim/himself ,her/herselfのように所有格に-selfが付いたものが一緒に並ぶことがある。

これを再帰代名詞と呼んでおり用法は3つある。

(1)強調:主語や目的語を強調する

ex) We should try this problem ourselves.

(2)前置詞とともに熟語的に使う

ex) He can solve this by himself. (by -self 「独力で」

(3)動作の主体と対照が一致する場合に使う

es) The employees rewarded themselves.

※which/who/whom/whoseなどの関係代名詞が来た場合は先行詞を探そう。

そこから関係代名詞の格(主格、目的格、所有格)を考えると正解にたどり着く。

1-24

「空所に前置詞・接続詞・副詞が来た場合」

前置詞の後には名詞 → 前置詞+名詞

接続詞の後には主語+動詞 → 接続詞 + 主語 + 動詞

副詞はなくても文が成り立つので、空白を埋めない状態で、文が成立するかどうか考える。

出てきやすい前置詞

in spite of, despite, beside, because of, due to,throughout

出てきやすい接続詞

even if, as if, while, once, as long as, unless, although, in case,as

出てきやすい副詞

accordingly, nevertheless, therefore, apart,, besides

1-25

「数量形容詞が来た場合」

選択肢にall, every , much, many, a fewなどが並んだ場合、数量形容詞を問う問題である。

空所に入るのが可算か不可算か、単数か複数かを考えて解答するようにしよう。

「可算名詞の複数形につく数量形容詞」

a number of, a few, many, few

「不可算名詞につく数量形容詞」

an amount of , a little, little, much

※almostもよく出題されるが、almostは数量形容詞ではなく副詞であるため、almost membersのように名詞を修飾できない点に注意!

ex) almost all of the members ~ このような使い方になる。almostは形容詞allを修飾している

※all of~, most of ~ , some of ~ の組み合わせが来た場合」

「all of the 名詞」、「most of the 名詞」 、 「some of their 名詞」のように of の後にはthe または所有格の代名詞が必要になることも覚えておこう。

1-26

「語彙の問題が来た場合」

語句の意味を知らない瞬間に解けない問題。こればかりは単語の勉強をするしかない。

単純に知識問題なので深く考えても意味がない。分からなければすぐ飛ばしてしまおう。

1-27 (Part6)

「同じ格の人称代名詞が来た場合」

him,her,them,usなど同じ格の代名詞が並んだ場合は文脈を読み取る必要がある。

ただ、文書の最初から読む必要は毛頭ない

読む順番としては、

空欄のある文全体

②その直前の文

③どんどん上の文に戻っていく

読む必要のない箇所はどんどん削って時間を稼ぎ、また集中力を無駄に消費しないようにしよう。

1-28

「選択肢に接続詞が並んだ場合」

接続詞は前の文とのつながりを考えて選ばなければいけないため、空所の文だけを読んでも答えを絞ることが出来ない。 せめて接続詞の意味だけでも知っておくようにしよう。

(1)接続副詞

however(しかし),nevertheless(それにもかかわらず)、otherwise(さもなければ)、therefore(それゆえに)

(2)副詞

consequently(したがって)、alternatively(あるいはまた)、additionally(そのうえ)

(3)フレーズ

in addition(さらに)、on the other hand(一方)、for example(例えば)

1-29

「時制の問題が来た場合」

まず、空所を含む分を読み、正解が絞れない場合には、読む範囲を前後に広げていこう

具体的にどのような選択肢が来るかというと、have + 過去分詞 、動詞のように時制が異なるものである。

1-30

「文挿入問題が来た場合」

文挿入問題は全体を読んでからでないと解答がはっきりしないものが多く、時間がかかってしまう。

リーディングセクションで時間をかけすぎてしまう人は捨て問と考えてもよい。(この記事は700点超えを目指しているため削れるところは削る)

ちなみにこのような問題を解く順序は以下のとおりである

(1)空所の前後の文脈をチェック

接続詞を挿入するときは前の文章との整合性だけをとりあえず確認すればよかったが、文の挿入になると前の文章だけでなく、後ろの文章との繋がりも意識する必要がある。

空所に選択肢の文脈を入れた時に不整合な点がでないか確認する

(2)接続詞をチェックする

もしも、選択肢に接続詞が入っていた場合、その接続詞で文の前後で意味が通るか確認する

(3)段落の一貫性をチェックする

英文では、1つの段落で入れられるのは1つのトピックのみ

突然違う話題が挿入されることはないので、この原則を頭の片隅に入れておく。

1-31(Part7)

「テキストメッセージ問題が来た場合」

TOEICではこの方式の問題が2題ほど出題される。

以下の点をおさえておこう。

(1)何人がその話に参加しているか

(2)設問で尋ねられている人名、話題、発言はどこに出てくるか

1-32

「問い合わせ先を問う問題が来た場合」

求人、広告、告知、Eメールに関する文書が出る。これらの情報は末尾に近いところに書かれることが多い。目的別に複数文書内に情報が書かれることもあるので違いに着目しながら問題を解こう。

1-33

「情報の統合を必要とする問題が来た場合」

Part7の問題を解くときは、選択肢の1つを正解だと判断しても、すぐにマークしないこと。理由としては、例外が他の場所に書かれていたり、正解になりうるヒントが2か所以上に散らばって存在する可能性があるからだ。

ダブルパッセージの場合は両方の文書の情報を統合しなければいけない。

そのため、全文を読む必要性がこのPartでは強くなる。

早く読むための練習を一番必要とする場所かもしれない。

1-34

「設問にNOTが含まれる場合」

どれが合っていないのか一つ一つ照合しなければいけないため時間がかかる。

リストを照合する場合も、その前後の但し書きに例外が書かれている可能性があるため注意深く見よう。

1-35

「文書と設問の選択肢が同じ表現とは限らない場合」(この文章は何の目的で書かれたか?など)

Part7では文章中のフレーズを言い換えた選択肢が正解になりやすい。 逆に文章中のフレーズをそのまま使った選択肢はひっかけの可能性が高い

1-36

「What is a main of this article ?のように文書を要約する問題」

こちらも文書中の語句を使った選択肢は不正解になる可能性が高い。 Part7では文書内のフレーズを言い換えた選択肢を選ぶようにするのが吉。

1-37

「What is implied about ~ 系の問題が来た場合」

一つ一つの選択肢が文書で言及されているかチェックする必要があるので時間のかかる問題。

選択肢に目を通してから解くとよい。

1-38

「文の挿入位置を問う問題が来た場合」

この系統の問題も時間がかかるので、リーディングセッションで時間が足りない人は切ってしまってもいい

対策としては以下の順序で読むと良い。

(1)空所の前後の文脈をチェック

空所に選択肢の文を入れた後に、その前後の文とうまく繋がるかどうかを確認する

(2)接続詞をチェックする

挿入する文の文頭に接続詞があればチャンスだ。その接続詞の前後で意味が通じているかを確認すればよい。

(3)段落の一貫性をチェックする

1つの段落には1つのトピックしか入らないという原則のもと、文を挿入して成り立っているかを確認する

(4)概要→詳細の順で構成をチェックする

1つの段落内では、概要や伝えたいことを段落の一番初めに述べ、その後に具体的な話が続く。挿入する文章が詳細を述べていれば初めの方に挿入されることはない

1-39

「3種類の文書が並んでいる場合」

Part7の最後の15問は文書が3つ並んだ問題が出題される。

5問1セットで2,3問はどれか1つの文書を参照すれば解けるようになっている。

以下の手順で解くようにしよう。

(1)notice, table emailの部分(表題)を見て、各文書が何と呼ばれているのかを確認する

(2)メールや手紙の宛先と差出人の名前を確認して、各文書の関係を推測する

(3)設問の固有名詞や参照文書名がどこにあるかを文書から見つけ出す。

Java SE 11 Silver 合格体験記

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2020年4月29日(水)に Java 11 Programmer I(JPN)を受験して参りました!

世間はコロナ禍の中、テストセンターが閉まらないか不安でしたが無事に受験できました。

 

この試験の申込方法については他のサイトがよく解説されているので今回は受験するまでにしていたこと、受験中に思ったこと、受験後にしておけばよかったと後悔したことを書き留めておこうと思います。

  

目次

受験するまでにしたこと

最初の画像を見ての通り、正解率があまり芳しくなく、少しショックを覚えています。

それというのも、去年の10月頃からJavaの勉強自体は始めて、入門書はその頃に一通り

読んでおりアドバンテージがあったにも関わらずしょうもないところで点数を落として

いそうだからです。

 

まあJava Silverは開発経験がなくても解けるような問題がずらりと

並んでいるので正直全くプログラミングをしたことがないよ~という方でも全然1か月2

か月あれば合格できるのかなと思います。

 

受験までにやっておいた方がいいのはやはり王道の黒本でしょう。

この本を約1か月かけて勉強しました。解き方としては一気にその章の問題を解くので

はなく、どちらかというと1問解いたらその答えを見に行くようなスタンスで解いてい

ました。

 

問題の意味も分からないまま何問も解き進めていると自分がどこでつまずいた

のかが分からなくなってしまうため疑問点はすぐに解消したほうがいいのではないでし

ょうか。

 

1周してまだ理解が追い付いていないようであれば紫本と呼ばれる教科書を買うといい

と思います。

 この本を自分は買っていないので使い心地は分かりませんが紫本と黒本さえあれば無双状態だと思います。

 

受験中に感じたこと

平日の昼間にテストセンターに寄りましたが、コロナの影響もあってがらがらでした。

自分が就活でSPI試験をテストセンターで受けなければいけなかったときは人で溢れかえ

っていたのに本当に手で数えることのできるくらいの人しかいませんでした。

おかげさまで試験に集中することはできましたが...(笑)

 

今回の試験を受ける際に必要なものは本人確認ができるもの2点で、特に書類は必要あ

りませんでした。会場に入って受付にて、名前と受験する試験名を伝えるだけで大丈夫

でした。

 

もちろん試験自体は紙媒体ではなくPCを使って行うため長期戦になります。目が疲れる

方もいらっしゃると思います。そのため目薬は持ち込みOKです。キャップの中に書き込

みがないかは確認されるのでご注意ください。

またこの時期はマスクをしているのでマスクの中にも書き込みがないか入念にチェック

されます。さすがにマスクの中に答えを書く人はいないと思いますが...チェックは大

事。

 

部屋に入る前にA4より一回り小さいくらいのサイズのホワイトボードとペン2本が渡さ

れます。ホワイトボードの書き込みは消すことができないので手元にあるブザーか、も

しくは挙手をすれば監視をしている方が新しいホワイトボードを持ってきてくれるよう

です。

 

自分はその1枚の中で80問全部解いたので呼びませんでしたが、おそらく新しい

ホワイトボードを頼むと、今書いていたホワイトボードと交換になってしまうと思うの

で、呼ぶときは書いた内容がもう必要がないかを確認してからにする方がいいと思いま

す。

 

また試験時間は3時間もあるので時間には全然余裕があります。そのため普通に計算し

ても1問につき2.25分(135秒)使える計算になります。

簡単な問題であれば1問30秒以内に解けたりするので全然時間には困らないと思います。実際自分も2時間で解き終わりチェックの抜け漏れがないかだけ確認した後、退出しました。(見直しを怠ったのでこの点数になってしまったような気もしますが...。)

 

やっておいた方が良かったと感じたこと

とりあえず試験には受かりましたが、まだまだ不明点はいくつもあります。

特にラムダ式API、モジュールなどはこの本からだけでは完全に理解することはでき

ませんでした。それに解説不足です。この点は一度本から離れてQiitaで調べたり、他の

教材を買って知識を吸収する必要があると思います。(いい教材があれば教えてください!)

 

まとめ

IT系の資格は今回のJava Silverが初めてだったのでとても嬉しいです。Java SE11 Goldが出版されたらGoldの勉強も始めようと思います!